すだち蒸留
2025年10月22日

2025年10月。満を持してすだち果皮を使った蒸留を豊橋の水上ビル朝市にて実施しました。

すだちの蒸留
愛知県三好市にてaromanomoriを主宰される森めぐみさんによる蒸留企画が実現しました。すだち果皮約30個分を蒸留器具「リカロマ」で1時間ほど。約100ミリの芳香蒸留水が完成しました。当日は1回を合計3回、約90個のすだち果皮だけを贅沢に使用。すだち農家だからこそできる特権です。
すだちはもちろん無消毒のもの。しかも有機肥料なども使用していない自然栽培で樹齢20年以上のいぶし銀すだちを使いました。
蒸留2回目くらいでお部屋に広がる香り。アロマのプロ森さんによると、柑橘特有のリモネン成分よりリナロールという成分のほうが多く放出されるそう。だから想像していた香りよりも、少し青っぽい香りになったのかも。レモンやゆずとは全く違う香りで柑橘ではあるのですが、どこかウッディ(木々)らしい、森林で嗅いだことがあるような香りが漂いました。
このあと、できあがったすだち蒸留水を乾杯。原液が身体に染みわたりとても贅沢な不思議な、今まで飲んだことがないような体験ができました。原液をソーダ割にしてもとても美味しかったです。
また機会があればやってみます!